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BORIS BIDJAN SABERI “P13”

”ボリスビジャンサベリ”の最高傑作”P13″。

デザイナー本人も自身の矜持を込めたと語るこのパンツには、彼が服作りを始めた頃の初心、そしてさらにはそれ以前の生活環境や、慣れ親しんだカルチャーが強く紐づいています。

同ブランドを語る上では絶対に欠かせない1本。とはいえボリスの商品を初めて買っていただく方にとっては少々高く付く入門アイテムになってしまうかもしれません。

しかしながら「ここまで高いパンツを買うのは初めて。」と仰るお客様ほどその後同型で2本目、3本目とお求めいただくケースが多く、”P13″との出会いをきっかけにボトムス狂となってしまいます。

いったいなぜこのパンツが人をそこまで引き付けるのか。改めて大解剖いたします。どうぞお付き合いくださいませ。

P13TF PANTS / BORIS BIDJAN SABERI

力強いオーラと美しいシルエットを同時に得ることのできるこちらは”P13″のタイトフィットモデル。

過去には”RF”(レギュラーフィット)、TF(タイトフィット)、XTF(エクストラタイトフィット)の3種類のバリエーションの”P13″が製作されていましたが、ここ数シーズンは”TF”のみのリリースに。

今後の展開は今のところ分かりませんが、現状このモデルがボリス氏が考える”P13″の理想の形と言えそうです。

素材に関してはシーズンによって異なりますが、基本ストレッチ素材が使用されています。

最も印象的なのが、独特のバックデザイン。

彼が愛するストリートカルチャーの一つ”sagging”(腰履き)風のデザインは、このブランドを象徴する一つのスタイルとなっています。

囚人服の風采を真似たラッパーやギャング系のファッションが起源とされているようですが、現在30代前後の方には「腰パン」と呼ぶのがしっくりくるかもしれません。学生服のズボンを下げて履いた記憶がある方もいらっしゃるかと思います。

私もまさしくその世代。そのせいか”P13″に足を通すと、心なしか気が少し大きくなります。

実際の形状は単に股上を長く設けているというよりも、腰の部分にややスペースを継ぎ足したイメージ。

実際着用する際のウエスト位置でヒップの落ち感の調節ができ、腰の位置を高く保っていただくと、すっきりと履いていただけます。

ヒップが下にダボっと落ちるサルエルの形状とは少し違うため、トップスが長くなくてもバランスよくスタイリングが可能。コーディネートをトータルで良く見せながら、デザインポケットの主張も際立つ秀逸なパターンです。

次に注目するのが太腿部分のカッティング。ここから漂うリメイク感にボリス氏の若いころの経験が重なります。

彼が服作りにのめり込むきっかけとなったのが古着のリメイク。すでに完成された洋服を自身の理想に変形すべく試行錯誤を繰り返し、彼は多くの技術やアイデアを手に入れました。

古着のデニムのポケット口からハサミを入れ、悪戦苦闘の末に誕生したオリジナルパターン。その名残がデザインとして”P13″には刻まれているのです。

ウエストのデザインも前述のリメイクから得たアイデアが活きています。

“P13″に限らずボリスの作るボトムスの多くはウエストボタンが2つついており、備え付けのコードも含め、フィット調節が可能。

スケートボードの愛好家である彼にとって、ボトムスに動きやすさ、調節機能を求めるのは必然であり、リメイクを学ぶ段階ですでに心得ていた重要なテーマと言えるでしょう。

スタイリングの最後の仕上げの微調整にも役立つこのディティールは、ユーザーの体型に対してジャストサイズを決めつけません。

少しゆとりをもたせたり、なるべくタイトに履いたりと、その方の理想に合わせたサイズ選びで楽しんでいただけるのもこのパンツの人気の理由。当店でお買い上げいただいたお客様のスタイリングも非常にジャンルレスです。

こちらも興味をそそるのが、ボタンフライ部の内部構造。

裏から見ると分かりやすいのですが、すべてのボタンが1本の紐でつながっており、最終的にはその紐がウエストの調節役も担います。

デザイン的なユニークさはもちろんのこと、ボタンをそれぞれパンツに縫い合わせないため、生地への負担を軽減。ボタンも外れにくくなるというメリットが出てきます。

裏側の縫い合わせはすべてパイピングによって仕上げられ、耐久性の高さを目で感じ取ることができます。

この安心感は長くものをご愛用頂くためには本当に重要。作り手のひと手間が着用者の愛着につながり、長期的に履いて頂くことで、経年による味が手に入ります。

一見悪そうに見えて、作りは非常に丁寧で真面目。このギャップにもグッと心が掴まれます。

内側裾付近に付けられたゴムループは足を通していただくと、写真のように裾をたくし上げての着用をお楽しみいただけます。

シューズを主張したい時や、履きシワを誇張したい際に大変有効です。

前回ショールームでボリス氏と会った際も、この写真のようなバランスで”P13″を履きこなしていました。

色々とディティールについてお伝えしてまいりましたが、その多くがデザイナー自身のライフスタイルに沿って作られているため、当然彼は自身の服がよく似合います。ボリスの服が世界一似合う人間は彼かもしれません。

ですがあくまでブランドとして、彼等が一番大切にしているのはユーザーが満足する商品を作ること。

一人でも多くのファンがより良い素敵な姿になるように、彼等が培ってきた経験を集約させ完成したものが、”BORIS BIDJAN SABERI”の製品として世に送りだされています。

そんなコレクションの中でも1番とブランドが豪語する”P13″。

履くと不思議と力が湧いて、少し強気になれる最高の1本です。

P13TF PANTS / BORIS BIDJAN SABERI

SHELTER2  山崎

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“m.a+” UTILITY JACKET -J253-

UTILITY JACKET / m.a+

以前よりブログでもご紹介したいと思っていた”エムエークロス”の新定番”ユーティリティージャケット”。

実はこの商品、2020春夏の商品で当店に到着したのが昨年の3月末。

店舗の臨時休業を余儀なくされる直前での入荷となってしまい、スポットが当てられずのままでした。

春物の入荷も少しずつ店頭に並び始めたこのタイミング。満を持してご紹介させていただければと思います。

ユーティリティーの名の通り、実用的なポケット使いが特徴のカジュアルジャケット。

“m.a+”が提案するワークジャケットというところで”utility”と名付けられていますが、着回しの良さといった意味でもこの言葉は当てはまってくるかと思います。

ご覧の通りスタイルを気にせず、お楽しみいただけるアイテムです。

早速ディティールを見ていくと、左胸のポケットは2層構造。

外に形が出ないため一見分かりませんが、どちらもしっかり深さがとられており、手前のポケットには眼鏡、奥のポケットにはペンがすっぽり収まりました。

基本的に独自性が強く、元ネタのあるデザインを頻用するブランドではありませんが、マウリツィオ氏自身、服の背景や歴史などのストーリーにも非常に深い関心を持っています。

このアイテムのソースも作業着という観点から見ると、左の胸ポケットはペン差しにあたる部分。そうした形式的な伝統にも配慮したのかなと個人的には解釈しています。

両腰部分のポケットは裾と底が一体化した無駄のないデザインとなっております。

こちらのポケットも非常に大きく、同ブランドの長財布“W10”がすっぽり収まる大容量。

シルエットや縫い合わせに沿ってポケットを配置するデザインは”m.a+”の多くの作品にみられるお家芸的な手法の一つで、

ここに体の動き、生地の馴染みも加わると、直線状のデザインバランスがやや崩れ、独特のシルエットに洋服全体が変化します。

そして特筆すべきはやはり独特の生地使いで表現したオリジナルパターン。

背面はごらんの通り1枚生地。実は両サイドの部分も概ね同生地でつながっており、前後ほぼ一枚生地で仕立てられています。

もちろん大きな生地を一枚切って繋ぐだけではこのような形状にはなりません。

そこでパターン引きから縫い合わせる過程の中で微調整を行うわけですが、この部分で先ほど注目した各ポケットが大きな意味を成してきます。

実際着用画像をご覧いただくと箱型ではありながらも、身体に沿う流れを感じていただけるかと思います。

特に脇下の部分のゆとりを抑え、胸ポケットのデザインがあることでその引き締めを誤魔化すかのように自然に表現。

腰のサイドポケットに関してはシルエットの横への広がりをやや誇張し、胸回りとのギャップを生み出します。

このメリハリをほぼ1枚の生地とポケットの配置で簡潔に表現するのは、基本的な服作りのテクニックを集結させるだけでは絶対にできません。

今まで一貫して独自性を追求してきたブランドだからこそ、このプロセスで当然のように良い服を仕立ててしまうのです。

なるべく生地をカットしない。身体の動きを考えて服を作る。

テーマは非常にシンプルですが、そこから感じる着心地であったり、生まれるラインだったりの芸術性は間違いなく”m.a+”の本質的な魅力。ファンの方々が求める旨味の部分と言ってほぼ間違いありません。

店頭では多くのお客様がご試着前に商品を平置きにして隅々までじっくりとご覧になられます。

そのあと実際に試着し鏡の前でにっこり。あの瞬間が私はたまらなく大好きです。

UTILITY UNLINED JACKET

先日入荷した2021春夏コレクションからは数あるアーカイブ生地の中から、リネンベースの薄いストライプ生地をチョイスして同モデルをオーダーいたしました。

縦縞が入ることでよりパターンの構造を目で追っていただくことが可能です。

4 POCKET WIDE PANTS

そしてこちらのジャケット、同素材のセットアップスタイルでお選びいただくことが現時点では可能です。

パンツはおよそ2年前のものになりますが、こうして再度セットアップでのご提案もできるようになりました。

こういったシーズンに流されない楽しみ方ができるのも、ファンの方々が一度ハマると抜け出せない理由の一つなのかもしれません。

SHELTER2  山崎

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“m.a+” DENIM / “0J01.6 CDI” / “0P01.10 CDI”

2018秋冬よりスタートした”エムエークロス”のデニムシリーズ。

ブランドを継続していく上でのアイコン的な定着を目指して製作されたジャケットとパンツは、

我々の予想をも上回る大きな反響があり、今もなお継続的に人気がございます。

DENIM JACKET “0J01.6 CDI”

まずはこちらのデニムジャケット。

いわゆるジージャンと呼ぶのにふさわしいオーソドックスな形状ですが、

そういうものほどブランド独自の個性や腕の見せ所。

パターンのちょっとした遊び、独自のステッチワークなどで現れる僅かな癖が商品の印象を大きく左右します。

一見外付けのように見える胸ポケットは、湾曲したイエローステッチでデザイン。

ボタンを留めると一線で結ばれる面白いステッチワークは、

“ひとつなぎ”に強い拘りを持つ”m.a+”ならではのディティールと言えます。

バックも袖からヨークにかけて1直線で結ぶオリジナルパターン。

色落ち、アタリが出てくるとより印象的なアーチが浮かびあがります。

実際に着用すると、脇下からシェイプしたすっきりとしたシルエット。

無意識に手がスッと入るサイドポケットに手を入れると、よりウエストのラインが強調されます。

背面は良いアイデアのポジションに象徴的なレッドの革パッチをデザイン。

ブランドのイメージカラーと言える赤が加わると一気に”m.a+”のムードが高まります。

DENIM JEANS  “0P01.10 CDI”

続いてはデニムパンツをご紹介。

こちらもシンプルながらも、美しいシルエットと細かいディティールで魅せた名作です。

ジャケット同様、ポケット部分には一線で結ばれたようなステッチデザイン。

フロントはボタンフライでトップボタンには”+”の刻印が入ります。

エムエークロスらしい股上浅く、ヒップラインがきれいに出るようにパターニング。

パンツのレザーパッチはデニムらしくウエスト部分にございます。

ヒップから裾にかけてすらっと流れるきれいなシルエット。

ストレッチ素材を含まないコットン100%の生地でここまで綺麗なラインを構築するのは、

やはり解剖学的な独自パターンによるもの。

シューズのトゥ先までをなぞるように広がる裾の綺麗なフレアラインもこのデニムパンツの長所と言えます。

そしてやはり店頭でも多くご質問をいただくのが、着用後の経年変化。

デニムの醍醐味である着用後の移り変わりを、スタッフ私物を用いてご紹介いたします。

こちら当店スタッフが約半年着用したデニムパンツ。

全体的な色落ちに加え、膝の曲げ伸ばしも非常にスムーズに行えるように生地の馴染みが出てまいりました。

左がスタッフ分。右が新品になります。

膝回りから太もも、ふくらはぎにかけて馴染みが広く出て細かいシワが入ります。

膝裏の写真も左がスタッフ分で、右が新品の状態。

このシワを基準にいわゆるハチノスと呼ばれる網状の特徴的な色落ちが進みます。

そしてこちらは前回パリの”m.a+”のショールームを訪れた際に特別に撮影させていただいた

デザイナー”マウリツィオ・アマデイ”氏が愛用中の同デニム。

おそらく世界で一番、履きこまれているのがこちらのデニムかと思います。

縦にインディゴがきれいに抜け、ヒップなどにはかなりのアタリ感。

すでにご愛用中のお客様はぜひ、ここを目指して引き続き履きこんでいただければと思います。

上下で合わせてお買い上げいただくことが非常に多いこちらのデニム。

本来かなり男臭くなりがちなデニムのセットアップですが、

こちらの商品を上下で合わせると、ブランドが理想とするセクシーな男性の魅力がぐっと引き立ちます。

実際にご着用いただくとよりデザインの奥深さをご体感いただけますので、

ご来店の際はぜひ一度商品お試しくださいませ。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

SHELTERⅡ

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O.D ARTHROSIC ELBOW & HANDS LEATHER JACKET / CAROL CHRISTIAN POELL

O.D ARTHROSIC ELBOW & HANDS LEATHER JACKET / CAROL CHRISTIAN POELL

LM/2599GP CORS-PTC  /  HORSE LEATHER

COLOR:BLACK(10)

SIZE:44

以前より現物を一度見てみたいというご要望の多かった

“キャロルクリスチャンポエル”のグローブ付きレザージャケット。

44サイズ1点のみにはなりますが、店頭にご用意いたしました。

“HIGH NECK LEATHER JACKET”の袖部分を指ぬきグローブの形にデザイン。

“CCP”の尖った感性がこのデザインに集約されています。

素材、カラーはポピュラーなブラックのホースレザーでオーダー。

世界的にも希少なアイテムになりますので、以前よりご興味お持ちだった方は、

是非この機会にご来店・お問い合わせをいただければと思います。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

SHELTERⅡ

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ICED PAPER DART HANDLED ANKLE TOP & LOW TOP

今年春より展開しているキャロルクリスチャンポエルの新アイテム。

その中でも注目度が高いのはやはりスニーカー。

先日の新入荷によりカラーバリエーションも増え、幅広いご提案が可能となっております。

ICED PAPER DART HANDLED ANKLE TOP

AM/2689-IN CORS-PTC

Color:10 (BLACK)

アンクルトップのモデルは重厚感と迫力あるスタイルで、

足元を主役にしてコーディネートをお楽しみいただけます。

今回のスニーカーは昨今のシューズトレンドなども”CCP”なりの解釈でデザインに反映。

ボリューム感、真新しさに関しては、スニーカートレンドをしっかり押さえた仕上がりですが、

後追い感を一切感じさせない独創的なスタイルで往年のファンの期待も裏切りいません。

もう一つの拘りは履き心地。

シューレースはゴムのように伸縮するものを採用し、両端の金具で調節が可能となっております。

このおかげで締め付けが自然になり、足の動きの制限も最小限に。

ICED PAPER DART HANDLED LOW TOP

続いてこちらは先日ついに入荷したロートップモデル。

独自のスタイルに軽快さが加わります。

AM/2683-IN CORS-PTC

Color:33 (KHAKI)

両モデルを比較すると上記写真の様なバランスの差がございます。

カラーによっても印象は大きく異なりますので、是非店頭にてご比較くださいませ。

最後にスタッフが約3か月着用したものをご紹介。

レザーの変化、そして何よりソールの状態は新品の状態と大きく異なります。

ドリップ部分は写真の通り歩行によって削れ落ち、かなり地面が近い印象となりました。

着用当初のふわふわした感覚は徐々に少なくなり、歩きやすさも日に日に向上しております。

新品と並べてみるとソールの高さが大きく下がっているのが分かります。

まだ今年発売のニューモデルとなり、こういった情報が世界的にも少ないかと思いますので、

ご購入をご検討中の方には是非ご参考にしていただければ幸いです。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

SHELTERⅡ

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HANDLED PAPER DART OFFICER / CAROL CHRISTIAN POELL

HANDLED PAPER DART OFFICER / 271,080円(税込)

AM/2597-IN CORS-PTC

Stock size 7

約10年の時を経て今年3月ついにリリースとなった”CAROL CHRISTIAN POELL”の新商品。

1枚革や折り返しなどにフォーカスした”PAPER DART”(紙飛行機)のコンセプトのもと、

それぞれ極少数のみ生産され、世界数店舗のみでの展開されています。

当店では今年3月より発売の第一納品分に続いて、

先日新型のレザーシューズが到着いたしました。

待望の新型シューズは”OFFICER”の名の通り、軍用品である”オフィサーシューズ”をモチーフにデザイン。

とはいえ伝統的な軍用靴とは感覚が大きく異なっており、

他に類を見ない独創的な1足に仕上がっております。

今回当店は”CORS”と呼ばれるホースレザーでオーダー。

光沢が非常に美しく、ここから更になじませると、より立体的で表情豊かな1足に仕上がります。

アッパー部分は一枚革で形成し素材の良さを最大限に活かしたダイレクトなデザイン。

さらには足馴染みも非常にナチュラルでストレスを感じさせません。

そしてこのシューズの最大の特徴といえるのが、ゴムを張り合わせて高さを出した特殊ソール。

素材を切替えることでの外見的な斬新さはもちろん、

接地面のクッション性が増し、歩行をサポートしてくれます。

そしてどうしても目が行ってしまうのが重厚感のあるシルバーのハンドル。

ずっしりとした金具を外すとシューズにはプルストラップのようなデザインが残ります。

基本的にはブーツなどに用いることの多いディティールなので、デザインとしても面白く、

着用時に指をかけるとスムーズに足入れができる点もメリットと取れます。

製品そのもののクオリティはもちろんの事、表現力も高く評価されているCCP。

実際付属のハンドルは、着用する分にはまったく不要なものですが、

このハンドルの存在が、シューズ自体の価値を大きく高め、

見る人の興味を引いていることには違いがありません。

自身が手掛けた商品を、最高のアイディアで表現する。

そんな芸術的な感性を持つ”キャロルクリスチャンポエル”の世界観を是非ご体感くださいませ。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

SHELTERⅡ

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GUIDI COLLECTIONS

SHELTER2 GUIDI COLLECTIONS

経年サンプルと共に現在お求め頂けるコレクションを一堂にご紹介。

是非履き込んだ後と前の変化をお楽しみくださいませ。

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992 CLASSIC DERBY SHOES horse black

定番のダービーシューズは、
当ブランドを象徴するメインアイテムとして知られる。
トラディショナル且つシンプルなデザインをした外羽根の短靴は、
その万能性から長く根強い人気を誇っている。

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着用期間 5年

ワイズは使用者の足幅に合わせて広がっている。
また使用に伴う着用皺はアッパーにくっきりと残り、
経年変化が感じられるが、吟面は未だ艶やかさを保っている。

ソールのリペアはタンクソールに変更しており着用者のヘビーユースにも対応している。

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 792V DERBY SHOES vibram donkey navy

2014年に登場したビブラムソールタイプは今では

人気の定番アイテム。

ダブルソールでは表現できないワークやバイカーテイストを

無骨なラバーソールで表現。

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着用期間2年

ドンキーレザー特有のシボも履き込む毎にその表情を増し

製品染めされた革は所々ムラが出てきている。

DERBY SHOES SERIES (FULL GRAIN)

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792Z CLASSIC DERBY  DOBLE SOLE camel reverse D.blue

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着用期間 2年

定番992の短靴をダブルソールバージョンにした792Z。

リバース特有の擦れにより毛足の濃淡が目立ってくる。

皺ひとつとっても表情が全く異なるところはリバース面の楽しみの一つとも言える。

DERBY SHOES SERIES  (REVERSE)

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988  BACK ZIP BOOTS horse black

グッドイヤーウェルト製法で製作されたブーツは1枚革で形成されており、
ブーツ背面にジップが付いている。
シャフトが斜めになっている為、着用時には革が寄り、皺が入る。
これらの特徴は着用時にしっかりとしたホールド感を生み出し、
その足馴染みには定評がある。
 

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着用期間 1年

着用する事により、斜めだったシャフトは直立、
また着用皺をくっきりと残す形で形状記憶されている。
ワイズの幅は広がり、トゥーは反り上がった形状に変化している。
使用に伴い、革の油分が表面に現れる為、更に光沢感を増している。

BACK ZIP BOOTS  SERIES

FRONT ZIP BOOTS SERIES

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MOROSINO CLASSIC DERBY SHOES

vacchetta reverse natural

現在にも受け継がれている”GUIDI & ROSELLINI”ラインは 現”GUIDI”とは異なり、

染色をしないナチュラルレザーを使用したシューズコレクション。

ワークをベースとしたクラシックなデザインだからこそGUIDI社の伝統技術を駆使した

革の存在感を堪能できる一足となっている。

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着用期間 6ケ月

履き込んでいない状態に比べアッパーの毛羽立ちが目立つ。

また着用皺がくっきりと入っているのが分かる。

革の表面がすれる事により色味の濃さやダークな部分も出てくる。

新品時と表情がかなり変化するヴァケッタリバースのナチュラルカラー。

GUIDI & ROSELLINI SERIES

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19 TREKKING BOOTS horse D.grey

オーセンティックなトレッキングブーツにGUIDIの卓越した技術と上質な素材がマッチした逸品。

通常のトレッキングブーツとは異なりしなやかなアッパーは他社の履き心地を凌駕する。

カジュアルからモードまで幅広いスタイルで着用可能。

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着用期間 6年

着用に伴う皺や反りはもちろんのこと、

製品染めならではのムラ感の顕著に出ており

経年の変化を物語る変化を遂げている。

着用者が敢えてブラックのシュークリームを入れる事で

独特の風合いを醸し出している。

TREKKING BOOTS SERIES

994 DESERT BOOTS horse reverse beige

定番992のミドルタイプとして登場した994デザートブーツ。

アンクル丈はクロップドパンツとの相性も良い。

着用期間 1年

履き込む毎に毛羽立ちを魅せるホースリバース、着用者によって異なる濃淡の表情。

正に自分自身の一足に仕上がりつつある。

LACE UP BOOTS SERIES

 

 

 

 

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990E SLIP ON buffalo reverse white

新作のサイドゴアスリッポンは内側のみラバーを配置。

サイドから見える革の美しさを最大限に生かしたデザイン。

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着用期間 3ヶ月

着用による履き皺は明確に現れ、またリバース特有の擦れ、毛羽立ちも見受けられる。

ホワイトカラーの表面には皺と経年による濃淡も出ており

新品時とはまた違った表情を魅せる。

SLIP ON SERIES

GUIDI COMMUNITY

YOU ARE INVITED TO ENTER THE GUIDI COMMUNITY PROJECT
THIS IS AN INTERACTIVE WALL
WEAR YOUR GUIDI’S . TAKE A PICTURE . GO TO SUBMIT . POST IT

 

 

SHELTERⅡ

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m.a+ LEATHER WALLET

“m.a+”のベストセラーの一つ、レザーウォレット。

ブランドを知るきっかけがウォレットという方も居られるほどの象徴的なアイテムです。

YEN WALLET “W10”

LARGE WALLET “W9”

SMALL WALLET “W7”

特に定番的に当店が店頭に並べているのがこの3種類。

日本の折り紙から着想を得たと言われている一枚革のデザインは非常にミニマルですが、

目に入ると瞬間的に興味が湧く不思議な求心力がございます。

内側にもジップやボタンなどは一切つかない、プレーンなデザイン。

細部のサイズバランスも計算されており、現金、カード等を安心して収納いただけます。

LARGE WALLET “W9”

Size : 9cm × 14.5cm × 2cm

まずご紹介のこちらは同型ウォレットの中では中間サイズにあたる”W9″。

内側にはカード収納が4箇所。

開きの両側に収納スペースもあり、

閉じた際に一番中央になる部分に小銭を入れるのがベストな使い方かと思います。

外側の収納はお札入れとしてお使いいただけます。

主な収納方法は紙幣を折って入れていただくか、レザーで巻き込んでいただく形が便利です。

YEN WALLET “W10”

Size : 10.5cm × 18cm × 2cm

こちらは先述の”W9″より大きい長財布。

日本紙幣を折らずに収納できるように作られた、日本人向けのウォレットです。

横幅が広くカード収納も6つに。

中央のスペースも広く取られており、収納力に長けております。

SMALL WALLET “W7”

Size : 7cm × 11cm × 2cm

こちらは手のひらサイズの”W7″。

ウエアのポケットなどにも入れやすい、コンパクトなモデルです。

コインケースとしての役割を果たすとともに、カードも重ねて数枚収納頂けます。

外側の収納にも写真のようにお札を入れて頂けますので、様々なシーンでご活用いただけて非常に便利です。

先述の3点は全て人気の牛革”VA1.0″。

同ブランドのシューズなどでも人気の高い、定番素材を使用しております。

使い込むことでシボ感や光沢感が増し、

毎日使う手回り品ならではの変化が期待できるのもこの商品の魅力です。

金具が無いだけに壊れるという概念もあまりないこのウォレット。

10年以上同じものを愛用されている方も多い紛れもない名作です。

SHELTERⅡ 山崎

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CODY SANDERSON COLLECTIONS

CODY SANDERSON  COLLECTIONS

CUFF SERIES

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6 STAR COIN EDGE Cuff

BARBED STAR INSTAR CUFF

4 ROW WIRE LINK W/ STARS BRACELET

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MULTI MOTIF STAR REPO Cuff

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FEATHER HEAD STAR Cuff

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2 INCH DIAMOND Cuff

1 INCH LONG DIAMOND CUFF

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2 ROW WIDE SHERIFF STAR Cuff

LUCKY CHARM BRACELET ALL3 CHARMS

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1.5 INCH 9 MOONS w/ STAR COIN EDGE Cuff

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1 INCH 9 SMALL MOON Cuff

DOUBLE BLADE PYRAMID W/ COIN EDGE CUFF

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TRIPLE BLADE WIRE COIN EDGE Cuff

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1/2 INCH DOUBLE WIRE PLAIN EDGE Cuff

CLEAN V GEAR CUFF

CLEAN TENSION CUFF

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FILED DRAGON BACK CLEAN Cuff

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OPPOSING ARROWS Cuff

SAW TEETH Cuff

SINGLE RIBBED WIRE CUFF

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NARROW DOT Cuff

RING  & PENDANT SERIES

CHIEF KILL HATER RING

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DEPP STAR RING

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DEPP STAR IN STAR RING

5 STAR IN STAR CUT OUT RING

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BIG STAR IN STAR RING

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BIG STAR RING

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MEDIUM STAR RING

HOLLOW STAR RING

NARROW 9 STAR RING

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WAVE GEAR 3 STARS RING

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MT. FUJI GEAR STAR RING

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PLAIN STAR RING

LONG DIAMOND STAR RING

SMALL TWISTED ARROW RING

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EDDIE VAN HALEN RING

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REVERSIBLE STAR w/ ARROW BALL PENDANT

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BIG STAR IN STAR PENDANT

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BIG STAR PENDANT

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SMALL STAR PENDANT

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LARGE 7 POINT NAJA PENDANT

NAJA PENDANT

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GUIDI vol.4 “MOROSINO ” “RUGGERO 1906”

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イタリア・トスカーナ州にて1896年に創業されたCONCERIA GUIDI ROSELLINI社。

ブランドの特徴としてなめしの際、科学物質を含む染料を一切使わず、革の持つ自然な色に深みを出す
ベジタブルタンニンなめしを用いることが挙げられる。

動物が生きていた証である表面の傷やシワなど、 革本来の風合いをそのまま生かした手法が 現在でも受け継がれている。

CONCERIA GUIDIE ROSELLINI was established in Toscana, Italy in 1896.

A point worthy of special mention is the vegetable tanning method not to use chemical substances for bringing out the fascination of natural leather color.

They assume that scars of leather are the evidences of animal lives. Therefore they has continued to use this natural tanning method.

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現在にも受け継がれている”GUIDI & ROSELLINI”ラインは 現”GUIDI”とは異なり、染色をしないナチュラルレザーを使用したシューズコレクション。

中でも上記写真の”MOROSINO”と“RUGGERO”は クラシックなデザインだからこそGUIDI社の伝統技術を駆使した 革の存在感を堪能できる一足となっている。

“GUIDI & ROSELLINI” collections consist of natural colored leather without dye comparing to the “GUIDI” ones.

On the photos: “MOROSINO” and “RUGGERO” are the best design for enjoy traditional skilled leathers because of the classic shapes.

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ブランドの全モデルにヴィブラムソールを使用。 あらゆる用途で気兼ねなく着用でき、ワークブーツとしての経年変化を楽しむことが出来る。

All of “GUIDI & ROSELLINI” collections use vibram soles. We can wear them for various purpose and environments as work boots and enjoy the greatest aging.

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 使用しているレザーはヴァケッタリバース。

ブランドの創業地でもあるイタリア・トスカーナ州に伝わる
「ヴァケッタ製法」を用いた深みのある色合いなど、
使い込んだ経年変化に定評がある素材である。

The leather is Vachetta Reverse.

It is the traditional leather process in Toscana, Italy. The Vachetta establishes good reputation for aging that is getting deep color by daily use.

従来、ハードな環境下での着用が主なワークブーツ等は 銀面を乾燥から守るため、リバース素材を使用する傾向がある。

当作品がリバース素材を使用しているのもその為であり、 表革に比べて耐久・耐水性の高い作りだといえる。

Work boots usually tend to be used Reverse leather for protecting the grain by drying. This is why this boots use the leather that is more durable than grain ones.

 

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またこの製法では革にオイルを加える加脂と呼ばれる工程もじっくり時間をかけて行われている。 そのため一度浸透した油分が抜けにくく、オイルによるメンテナンスが ほとんど必要ないのも特筆すべき点である。

 “Stuffing” is adding oil to the leather gradually. Because of this process, penetrated oil is hard to run out. Therefore owner do not have to care not regularly.

GUIDI & ROSELLINIの製品では通常の皮革で行われる肉厚の調節を一切せず、 自然な革の厚みを残した皮革を使用する。

The leather thickness of GUIDI & ROSSELLINI is not adjusted for maintaining the natural atmosphere.

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上の写真は履き込んだヴァケッタレザーフルグレインの短靴である。 履き込んでいない状態に比べアッパーにくっきりと着用皺が入っているのが分かる。 また着用に伴い、革の油分が表面に現れることで色の深みが濃くなり、艶が増している。

このように経年変化による革の表情の変化こそが GUIDIレザーならではの楽しみの一つである。

This photo of aged shoes was made by Vachetta Full Grain. Comparing to not aged one, winkles generate on the upper and oily deep color appears. The changing its expression is one of the pleasure of GUIDI.

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レザーの持つ本来の性質や深い味わいを堪能できるよう、 必要最小限の鞣し以外、余計な加工や染色を一切せず、 職人の手で一足一足を作り上げるGUIDI & ROSELLINI。 何年経っても価値の変わらない特別な一足となるだろう。

GUIDI & ROSELLINI makes shoes without dyeing and extra processes for enjoy the original leather quality. The value will not be changed and be special ones for owner.