keyhole boston MID / cornelian taurus by daisuke iwanaga

keyhole boston MID

サイズ:タテ30cm ヨコ36cm マチ13cm

素材 ; 牛革

当店と同じ神戸に拠点を構えるバッグブランド、”コーネリアンタウラス バイ ダイスケイワナガ”。

日本の職人らしい気遣いのある手仕事からなる作品は、どれもミニマルで高感度。

革が変化していく様にも強く意識が及んでいて、長く使うと愛着が深まる逸品ばかりです。

半年に一度、テーマを掲げて新型を作るのもブランドのスタンス。この記事でご紹介するバッグは、2021年にリリースされた”key hole”というシリーズからの1点。

旅行向けのサイズで製作された”key hole boston”というモデルを、日常使い用に少し小さくしたミディアムサイズのボストンバッグになります。

昔から慣れ親しまれてきたクラシックなフラップ付きボストンバッグ。

エルメスの名作などが世界的にも著名ですが、そうした過去から引き継がれてきた伝統的なデザインに、新しいアイデアをプラスする事がこの商品のコンセプトとなっています。

ブランド設立当初から独自性を大切にしてきたデザイナーの岩永氏。活動を長く継続していく中で、王道と言える「鞄」を一度作ってみたいと考え、この商品が誕生しました。

このバッグの最大の特徴はトップにはっきりとファスナーを取り付けたところ。

デザインの要となるフラップカバーは外見的な美しさがありますが、その反面で開閉の手間が存在します。

この部分を解消すべくメインをダブルジップ開閉にし、使用時のストレスを限りなく抑え込みました。

大切にしたいレトロな雰囲気が損なわれないよう、ファスナーは内側に落とし込み金具が露出しすぎないよう工夫されています。

おかげで口は大きく開き、しっかりと荷物の収納が可能。中身も取り出しやすく大変使いやすいです。

内側には2つの仕切りとジップポケットが付いていて、小物の入れ分けにも便利。A4の書類などはまっすぐ入れられます。

たっぷり13cmのマチに支えられた収納力。この厚みによってシルエットもパワフルに。

勿論フラップ側も開閉し、まさにバッグの蓋としてもお使いいただけます。

マグネットで軽く止められるので姿も崩れにくく、不格好な状態で持ち歩いてしまう心配はございません。

“key hole (キーホール)”というネーミング。実はこのハンドルとフラップを通し合わせる穴の形状から名付けられました。

鍵のような形をしたこの部分。バッグを作る過程で自然に生まれたユーモアになります。

スタイルは手持ちと肩掛けどちらも可能。フックで着脱できるベルトも付属します。

サイドポケットの部分に金具が内蔵されており、接続部分が目立ちにくいミニマル構造です。

使用している素材「カウミネラルオイル」は、油分を多く含み、モチっとした質感が魅力の牛革。

80年以上の歴史を持つ世界的にも評価の高い「栃木レザー株式会社」がタンニングを担当し、ブランドの看板素材として多くの作品に採用されています。

使い込んでいただくと表面のシボが増し、さらなる光沢が加わりながら渋く仕上がるのが特徴。

柔らかさが出てくるとバッグがさらに扱いやすくなり、その上フォルムはしっかりキープしてくれます。

keyhole boston MID

ハンドルをグッと握る仕草が非常にしっくり来る1点。

お仕事道具や常に持ち運ぶ生活用品。大切な何かを運ぶ相棒として、お使いいただけると幸いです。

SHELTERⅡ 山崎

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DIAGONAL ZIP BOOTS / CAROL CHRISTIAN POELL “AM/2601L”

DIAGONAL ZIP BOOTS

AM/2601L LUC-PTC

Leather : cordvan horse

Color : BLACK(10)

完璧主義の天才デザイナー、キャロルクリスチャンポエル氏が10年以上カタチを変えずに作り続けているレザーブーツ。

最高傑作と呼ぶにふさわしい完璧なデザインは、熱狂的なファンのみならず、著名デザイナーや他ジャンルのファッション通からも高い評価を得ています。

“C.C.P”のシューズコレクションにおいて、世界で最も愛用者が多いであろう1足です。

奇抜な装飾は加えず無機質に仕上げられたこのブーツは「革の可能性」に焦点を当て非常にシンプルにデザインされています。

トゥの反り上りから助走を付けて一気にシャフトトップまで駆け上がるシルエットは圧巻。

これほどまでに美的感性を刺激するブーツは、広く探してもなかなか出会えるものではありません。

パターン構成は甲全体と足の外側、踵までをホールドした革と、内脛部分のツーピースデザイン。

正面中央にシームが入り、ジップで境界を作りながら非常にミニマルに組み立てられています。

「ダイアゴナル」の名の通り斜めに取り付けられたジップがこのブーツ最大のディティールポイント。

巻き上げながら足首をホールドし、心地よい締め付けでとても気持ち良くフィットします。

靴の重さが足首にも分散され、歩行が軽くなるのもポイントです。

唯一奇天烈なのが、このジップが両端から開閉できるダブルジップであること。

これに何かの機能的メリットは紐付きませんが、こうした不可思議なアクションが”C.C.P”プロダクトの醍醐味のように思います。

このブーツの染色は靴の形を完成させた後に、ドラム型の染色機に入れ色染めを行う「タンブラーダイ」という技法が用いられており、一度シューズは液体染料に漬け込まれます。

その際に一度型崩れが起こりますが、同時に革が柔軟に扱えるように。

良い具合にほぐれた状態から手作業で理想の形に再形成し温風乾燥にかけられます。

甲の立体的なシワもこのプロセスの流れの中で、1足ずつ丁寧に象られているのです。

ここまでご紹介している品番”AM/2601L。

素材品番はLUC-PTC”となり、馬の臀部から採れる希少素材”コードヴァン”が使用されています。

使い込むことで光沢もさらに現れ艶やかに変化。あえて磨き込まずにマットに仕上げるのも趣があって素敵です。

裏地にはクロムフリーで鞣された肌触りの優しいカーフレザーを使用し、靴底部にはカウレザーを採用。

それぞれのポジションに適した革を組み合わせ、強度も申し分ありません。

ソールはグッドイヤーウェルト製法で頑丈に作られ、裏貼りも可能。

底面はシャンクの突き出た独自のデザイン。

これも外見のインパクト以上に理由は無いようですが、私達に「なぜ?」と思わせる芸術的側面が、皆様と共有したい”キャロルらしさ”のように思います。

商品としてはしっかりとクッションのあるインソールが付属。

若干足入れが窮屈な場合は、最初インソールを抜いて革をしていただき、徐々にフィットを合わせていただくのがお勧めです。

DIAGONAL ZIP BOOTS / AM/2601L LUC-PTC

毎回奇想天外な新商品で世界中を驚かせる一方で、このブーツは多くの人にブランドの基礎能力を見せつける重要な1足となっています。

ファッションフリークのみならず、「靴好き」、「革好き」、その他拘り強きすべての方に是非体感いただきたい1足。在庫の無いサイズをご希望でしたら個別オーダーもお受けいたします。

ご購入に際してのご相談もございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

SHELTERⅡ 山崎

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